2024年11月 13日(水)  
イソシギの狩り

本日の野島水路。ダイサギ、コサギ、アオサギ、イソシギがそれ
ぞれ1羽づつ。道路から干潟のイソシギを見ると。
カメラを向けると飛び去るか、ゆっくりと遠ざかるのが普通の対応。


ところがこの子、脱兎ごとく走ったと思うと「ピタッと」止まります。
逃げずに、干潟を見つめています。


どうも何かを探している。


あちらを見たり。


こちらを見たり。


かなり遠くを見つめ、何かを探している感じ。


何かを見つけ「ロックオン」した感じです。


身を低くして、走る体制。


スタート。


まるで、ソリハシシギの様に「韋駄天走り」であります。


早い。


1/500ではブレてしまいます。


なんと狙っていたのは、遠くで採食していたチゴカニを捕まえるこ
とだったのです。


捕まえると食べやすくするため足をもぎ取りにかかります。


カ二の足をもって振り回します。


そろそろ食べごろかも。


イソシギは干潟でチゴガニクラスの小さなカニをよく食べています
。普通は、居る場所の近くや小石の陰に隠れているカニを捕まえ
ます。
チゴガニもイソシギを見るとすぐ巣穴に潜ってしまいます。この子
は、油断している遠くのチゴガニに狙いをつけ、巣穴に戻れなくな
る位置に居るカニを韋駄天走りで捕まえています。
ものすごい才能を持つ個体です。
野島水路の道路問題の中間総括についてはここをクリックしてください。
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のらくら鳥見日記
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